学校・教育委員会・教育事業者の皆さまへ
未来を拓く
「問う力」
社会とつながり、限界を越える
中高生が学術論文を書き、アーティストと作品をつくり、政策を提言する。開沼研は、全国の先生・学校・企業等と10年以上にわたり、探究・STEAM教育を実践し、その方法を研究してきました。



10年以上
学校・教育委員会・企業等と連携30件超
口頭発表・ポスター発表20名超
総合型選抜での大学進学など数値は研究室が関わる探究・STEAMの実践全体の実績(2026年7月時点)
OUR VISION
大学の知を、
全国の学校の公共財へ
学ぶ場所や家庭の環境、年齢で、可能性を狭めない。大学の人材・知見・ネットワークを学校にひらき、教科別の学習だけでは引き出せない意欲と能力を育てます。
教科を越えて引き出す、意欲と能力
自分で問いを立て、現場で確かめ、社会に届ける。教科別の学習だけでは見えにくい生徒の力を、研究と表現の両面から引き出します。
全国の学校へひらく、大学の資源
大学の人材や学術的な知見、社会とのネットワークを学校の学びへ。学校が変わることで、地域や社会の未来が変わることを目指しています。
一人ひとりの背景を、独自の価値に
若さや地方で暮らす経験、家庭や地域の条件。それぞれの背景から生まれる視点を、社会を捉え直す問いの出発点にします。
FIVE FIELDS OF PRACTICE
研究も、表現も、政策提言も。
社会につながる5つの実践
問いを立てた、その先へ。調査や作品づくりから、学術の場での発表、社会への提言まで、研究室が取り組んできた実践をご紹介します。

01 / 研究型探究
中高生から、大学院水準の研究へ
身近な疑問を先行研究に照らし、調査・実験で確かめ、論文や学会発表へ。フィールドワークやラボ・霞が関ツアーも組み合わせ、中高生自身が知識を生み出す過程を支えます。
- 福島学カレッジや荒川区の中学生による調査
- 口頭・ポスターによる学会発表30件超
- 研究成果が環境大臣賞などの受賞にも

02 / 表現型探究
短歌も、ラップも、社会を捉える方法に
現場で感じたことを、作品のコンセプトへ。第一線の作家・アーティストとともに、社会の課題と自分自身をつなぎ、短歌・ラップ・写真・映像・現代アートなどで表現します。
- フィールドリサーチから作品づくりまで
- 県文学賞青少年奨励賞・教育長賞の受賞者を輩出
- 参加者の表現活動を国内外の新聞・テレビが紹介

03 / 社会との対話・協働
若い世代だからこその視点を、社会へ
「SNSネイティブ」「3.11の記憶がない世代」。大人とは異なる経験や視点を強みに、研究の発信や政策提言を支援しています。社会の課題に向き合った経験は、自分の進路を考える力にもつながります。
- 福島学カレッジの高校生が復興副大臣に研究報告
- 荒川区の中学生による防災調査をメディアで発信
- 総合型選抜などを含む進路選択・実現を20名超支援

04 / プログラム開発・実施支援
学校・行政・企業・メディアを、学びの仲間に
SSH・SGH・WWL指定校や研究開発学校等への関与を通して蓄積した知見を、プログラムづくりに。フィールド研究・現代社会論・メディア論・まちづくり論の専門性を活かして、多様な主体をつなぎます。
- エネルギーを高校生が考え発信するEnergy Pitch!
- 国内外でのフィールドスタディーや対話型フォーラム
- 東京大学で演習「探究学習論」を2025年度から開講

05 / 教育手法の研究・知見提供・人材育成
「探究」自体を探究し、先生方と次の教育へ
事例調査や効果測定を通して、どのような探究が生徒の学びにつながるかを検証。講演・シンポジウムや、教育新聞・朝日中高生新聞などで知見を共有し、教育現場の人材育成につなげています。
- 教育実践の効果や課題を調査・分析
- 教員研修・講演・シンポジウムで知見を還元
- 高大連携・高大接続と、経済・体験・地域間格差を研究
RESEARCH & EXPRESSION IN THE MEDIA
教室を越え、
社会に届く研究と表現
高校生による震災の意識調査。ふるさとへの思いを託した短歌。福島学カレッジで生まれた問いや作品、その背景にある一人ひとりの歩みが、国内外のメディアで紹介されています。
2026年3月10日放送
東日本大震災から15年 “福島学”を若い世代へ
開沼が福島学カレッジの実践を紹介。震災の記憶を持たない世代への調査と、表現コースの作品「近似解」を通して、若い世代が福島を学び、発信する意味を伝えました。
関連する研究成果
福島学カレッジの研究成果を見る →2025年3月19日 Web掲載
ふるさとを想い剝く桃あかつきの…福島への思いを短歌に込める18歳
表現コースの佐藤実穗さんを紹介。ふるさとへの思いを短歌や作品に託した、その歩みが取り上げられました。
掲載記事
朝日新聞の記事を読む(有料記事) ↗2024年8月5日掲載
東日本大震災への高校生意識、生徒が復興副大臣に研究報告…成城学園
井上天凱さんによる、東日本大震災・原発事故への高校生の意識調査と、復興副大臣への研究報告を紹介。
関連する学校の公式報告
この活動を成城学園の公式報告で読む ↗2025年4月8日掲載
Art tackles negativity
福島への否定的な言葉に、アートで向き合う。表現コースで生まれた作品と若者の取組が、英語のニュースで紹介されました。
掲載実績を記した大学の公式紹介
掲載実績を東京大学の紹介で読む ↗「夢は廃炉に携わること」山梨出身の私が福島に来た理由
福島学カレッジに参加した塚田愛由希さんを取材。現地での学びと、廃炉に携わりたいという将来への思いを紹介しています。
関連プログラム
関連する研究コースの紹介を見る →見出しは掲載・放送時のものです。記事・番組の公開状況に応じて、関連する大学・学校の公式記録やプログラムもご案内しています。「視点・論点」は開沼による解説出演です。
OUR RESPONSIBILITY
生徒の可能性と、
学校現場の持続性
探究・STEAMの広がりには、大きな可能性と同時に、教員への負担の集中や、経済・地域・体験格差を広げてしまう課題もあります。私たちは、その両面に向き合うことを支援の出発点にしています。
- 先生に蓄積する知見
外部人材に任せきりにせず、実践の検証と知見の共有を通して、現場の指導者の育成につなげます。
- 学びへの公平な入口
家庭や地域の条件による機会の違いを捉え、生徒の進路選択の公平性と自由を広げます。
- 「探究」自体を探究する姿勢
何を学び、どのような力が育ったのか。教育手法の調査や効果測定を通して、実践を問い直します。
WORKING WITH SCHOOLS & COMMUNITIES
全国の教育現場と、
ともに進める実践型研究
学校ごとの授業づくりから、自治体の研修、企業・メディアとの協働まで。開沼が関わる代表的な取組をご紹介します。

- 福島県立安積中学校・高等学校
- SSH運営指導委員
- 京都教育大学附属京都小中学校
- 文部科学省指定研究開発学校・総合的な学習領域の研究協力
- 山形県東根市
- 「子どもが主語の学び推進事業【総合】」スーパーバイズ研修
- 宮城県蔵王町
- 蔵王みらい学園都市構想「探究の学び」の研究協力
- Energy Pitch!
- 静岡新聞・電気新聞と連携する高校生のエネルギーピッチ/総合コーディネーター
- 荒川区教育委員会「防災部」・東京大学共同調査
- 研究代表・アドバイザー/尾西食品と連携

WHY WE STARTED
探究が変えた、自分の未来。
高校生の研究が拓いた、福島の未来。
開沼自身、高校時代の「ディベート甲子園」で全国ベスト8を経験し、研究者を志しました。そこで出会ったテーマや方法、人とのつながりが、今の研究の土台になっています。
もう一つの原点は、3.11後の福島。東京大学の早野龍五教授(当時)やコピーライター・糸井重里さんが、福島高校の生徒たちの学びや発信に関わった取組です。早野教授と生徒たちによる研究は国際専門誌に掲載され、早野教授と糸井さんの対話をまとめた『知ろうとすること。』でも、生徒たちの挑戦が伝えられました。
高校生の研究が地域の見方を変え、本人の将来も拓く。その可能性が、現在の実践につながっています。
開沼 博東京大学大学院情報学環 准教授
探究学習論/社会学/現代社会論/災害研究/フィールド研究
HOW WE WORK WITH YOU
授業づくりから、
研究・発信・実践の検証まで
学校や地域の課題に合わせて、学術的な知見、人材、フィールドをつなぎます。講演や研修から継続的な連携まで、ご相談ください。

01学校や地域の特色を、学びの強みに探究プログラムの設計・実施支援+
対象学年や授業のねらいから、テーマ、活動、成果発表のあり方を一緒に考えます。地域の課題や学校の資源を活かしたプログラムづくりをご相談ください。
この内容で相談する ↗02調べ学習の、その先へ生徒の研究・成果発信の支援+
関心を研究できる問いにし、先行研究、調査・分析、論文執筆、発表へ。生徒自身が考え抜く過程を大切にしながら、学会発表や社会への提言に挑む学びを支えます。
この内容で相談する ↗03先生方の経験を、次の実践につなぐ教員研修・実践の検証+
探究の指導方法や教育手法の知見を共有します。実践の効果や課題を捉える調査・評価についても、学校の状況に合わせてご相談いただけます。
この内容で相談する ↗04新しい視点との出会い講演・ワークショップ+
生徒や教育関係者に向けた講演、対話、ワークショップを企画します。災害、エネルギー、地域、情報社会などのテーマから、身近な疑問を探究につなげます。
この内容で相談する ↗05教室の外にある、本物の問いフィールドワーク・体験プログラム+
地域の人と出会い、現場を訪ね、自分の目で確かめる学びを設計します。フィールドスタディーや大学キャンパスでの体験、親子で学ぶ企画などをご相談ください。
この内容で相談する ↗PROGRAMS FOR STUDENTS
参加することから始まる、
探究の入口
中高生・保護者の方は、それぞれのプログラムへ。
研究、表現、フィールドワーク、大学での体験をご案内します。
福島学カレッジ|募集・参加案内
研究コース・表現コースの募集や参加方法は、福島学カレッジの募集サイトへ。活動の記録・成果は各コースのページでご紹介します。
公式サイトを見る ↗
福島学カレッジ|研究コース
中高生が自ら研究し、論文・学会発表へ。伝承館ユース研究員の問いと成果をご紹介します。
プログラムを見る ↗
福島学カレッジ|表現コース
伝承館ユースクリエイターが、現場での対話を作品へ。表現コースの記録サイトで、作品や活動をご紹介します。
公式サイトを見る ↗
福島学カレッジ|フィールドワーク
災害、エネルギー、まちづくり。多様なテーマに出会い、地域の人と考える現地体験。
プログラムを見る ↗
東大探究・STEAMツアー
東京大学の現役教員と本郷・弥生キャンパスへ。建物や風景を手がかりに、探究と進路を考える時間。
プログラムを見る ↗LET’S WORK TOGETHER
学校や地域で拓きたい可能性を、
お聞かせください。
授業の改善、研究指導、教員研修、外部との連携。
企画が固まる前から、一緒に考えます。
研究室事務窓口:kainumalab-group@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
ご相談の際に
わかる範囲で、次の内容をお知らせください。
- 学校・団体名、ご担当者名
- 対象学年・人数、実施したい地域
- 現状の課題、希望する支援
- 時期・期間、ご予算の目安
未定の項目があっても大丈夫です。内容や実施条件を伺い、連携の可能性を検討します。
QUESTIONS
連携・参加のご質問
企画が固まっていなくても相談できますか?
はい。「探究を充実させたい」「地域とつながる活動を考えたい」といった段階でも、ご相談ください。対象や課題を伺いながら、支援の方向を一緒に整理します。
学校や教育委員会以外からも相談できますか?
教育事業者や、学校と連携したい企業・地域団体からのご相談もお寄せください。対象となる学習者や、実現したいことをお知らせいただくとスムーズです。
講演や教員研修だけの依頼もできますか?
講演、研修、ワークショップなど、個別の内容でもご相談いただけます。希望時期、対象、人数、テーマをわかる範囲でお知らせください。
費用や実施方法はどのように決まりますか?
支援の内容、期間、実施場所、体制によって異なります。ご予算や条件を伺ったうえで個別に相談します。このページからのお問い合わせだけで契約や費用は発生しません。
中高生本人や保護者は、どこから参加できますか?
各プログラムのページで、対象や参加方法をご案内しています。募集時期や条件はプログラムごとに異なります。関心のある活動からご覧ください。